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血統傾向（GⅠ）

第139回天皇賞（春）の登録馬と種牡馬成績

5月3日に京都競馬場で行われる第139回天皇賞（春）。
第139回天皇賞（春）の登録馬一覧とその種牡馬成績をまとめてみました。
なお、今回の舞台は京都芝3200ｍということでサンプル数が少ないので
芝3000ｍ以上の種牡馬成績（過去5年）としています。

トラコミュ第139回天皇賞（春）（GI）

【第139回天皇賞（春）の登録馬と種牡馬成績】

登録馬の中で注目なのは菊花賞馬で今年は京都記念・阪神大賞典と
連勝中のアサクサキングス、昨年のジャパンカップでウオッカや
ディープスカイを下して優勝したスクリーンヒーロー、
産経大阪杯を制したドリームジャーニー、
日経賞を制したアルナスラインあたりを挙げておきます。

では注目馬の芝3000ｍ以上の種牡馬成績を見てみましょう。
まずはアサクサキングス。
ホワイトマズル産駒の成績は(3-0-1-2)。
勝率50.0％・単勝回収値1385とサンプル数が少ないこともありますが、
とんでもない数値になっています。
回収値の数値は、04年の天皇賞（春）を10番人気で勝った
イングランディーレ（ホワイトマズル産駒）の影響が大きいのですが
アサクサキングス自身、昨年の天皇賞（春）で3着と好走しているので
適正面では問題ないでしょう。

次にスクリーンヒーロー。
グラスワンダー産駒の成績は(0-0-1-2)。
サンプル数が少ないので判断が微妙ですが有馬記念を連覇した
グラスワンダーですからスタミナ面での心配はないと思います。

次はドリームジャーニー。
ステイゴールド産駒の成績は(0-0-0-3)。
こちらもサンプル数が少ないですね。
ただもう少し幅を広げて芝2500ｍ以上の成績とすると(10-5-8-52)。
勝率13.3％・連対率20.0％・複勝率30.7％と優秀な成績となっているので
あまり評価を下げない方が良さそうです。

そしてアルナスライン。
アドマイヤベガ産駒の成績は(1-1-0-12)。勝率7.1％・連対率14.3％
単勝回収値45と低調な成績。適正面では少し不安な成績です。

注目馬の種牡馬成績が目立ったのはアサクサキングスですが、
サンプル数が少ない産駒が多いのでもう少し分析が必要ですね。
今回はこの辺で。