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血統傾向（GⅠ）

【皐月賞】過去10年のデータ分析

今年は東京開催となりましたが、一応、皐月賞の過去10年の成績からデータを分析したいと思います。

トラコミュ
第71回皐月賞（GI）

(1)人気別成績

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1番人気は4勝と最も多い勝利数を挙げていますが、圧倒的な強さを示している訳ではありません。
2番人気は一度も勝っていませんし3番人気も1勝しかしていないことも考えると人気上位馬の信頼性は高くないと言えます。
一方、7番人気が2勝、6番人気が1勝、二桁人気馬が2勝していたりと荒れる傾向の強いレースとなっています。

(2)枠番別成績

枠番別成績では7枠が3勝で最も多い勝利数を挙げていますが、外枠有利という訳ではありません。
連対率や複勝率、回収値の数値をみても内外の有利不利があまりないレースと判断できます。

(3)脚質別成績

はっきりとしているのは後方からの追い込みが決まらないということ。
追い込み馬は過去10年で1勝もしていません。
どちらかというと前目で競馬ができるタイプが良いですが、差し馬からも5勝を挙げているので、追込み馬は嫌ってあとは脚質は特に拘らなくても良いのかも知れません。

(4)前走脚質別成績

前走脚質別の成績では前走で先行した馬の成績が非常に優秀です。
過去10年で7勝、2着5回、3着6回と他の脚質と比較すると圧倒的に有利となっていますね。
前走で先行した馬を積極的に狙った方が良さそうです。

(5)前走着順別成績

前走1着馬が7勝と圧倒的に多い勝利数を挙げています。
一方、前走2着馬は1勝も挙げていません。連対率や複勝率を見ても前走1着馬の半数くらいの数値。
前走1着と2着では天地の差がありますね。
馬券の中心は前走1着馬から。

(6)前走レース別成績

弥生賞組が4勝、スプリングS組が4勝、若葉S組が2勝と勝馬はこの3レースから出ています。
安定感でいえば弥生賞組ですが、馬券的には回収値の数値が優秀な若葉S組を狙いたいですね。

まとめると
1番人気が圧倒的な強さを発揮するレースではない
枠番による有利不利はあまりない
前走で先行した馬、あるいは前走1着馬が狙い
弥生賞組、スプリングS組、若葉S組の中では馬券的には若葉S組が面白い

ただ、今年の皐月賞は東京で開催されますし、ステップレースも変則開催となったレースもありましたので、過去のデータは参考にはなりませんが・・・。