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血統傾向（GⅢ）

北九州記念の過去成績と傾向

北九州記念は06年以降1800ｍから1200ｍに条件が変更となりましたので過去4年の成績から傾向を復習します。

第45回北九州記念 GIII　攻略

【北九州記念の過去4年の成績】

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過去4年の成績からは傾向らしい傾向があまり見つけられないレースです。
血統面ではサクラバクシンオー産駒などのスピード血統が好走したり、ダンスインザダーク産駒やサンデーサイレンス産駒など芝中距離で活躍する血統が好走したりしています。
前走からのステップを見ても1着馬は前走距離が1000ｍ・1200ｍ・1600ｍなどマチマチ。
なかなか傾向を掴むのが難しいレースです。

そこで今回は過去4年間の北九州記念の成績と北九州記念が行われた前週の小倉芝1200ｍ上位血統から傾向を探りたいと思います。
では北九州記念の成績とその前週の小倉芝1200ｍの上位血統を見てみましょう。
なお、北九州記念の前週の小倉芝1200ｍ戦では新馬戦・未勝利戦は除いています。

注目は各年度ともに北九州記念前週の一番上のレース（土曜日芝1200ｍの最初の特別戦）の上位血統と北九州記念の上位血統とがリンクしていること。
09年は秋吉台特別で2着にはサクラバクシンオー産駒が食い込んでいて、当年の北九州記念ではサクラバクシンオー産駒が1着・3着。
08年は西部日刊スポーツ杯でDeputy Minister産駒（ヴァイスリージェント系）が1着となっていて、当年の北九州記念ではクロフネ（ヴァイスリージェント系）が1着。
07年はフェニックス賞で唯一サンデー系が2着に食い込みましたが、当年の北九州記念ではサンデーサイレンス産駒が1着。
06年はホンコンJCTで2着にはサクラバクシンオー産駒が食い込んでいて、当年の北九州記念ではサクラバクシンオー産駒が3着。
それなりに傾向があるように思われます。
ポイントは北九州記念の前週（土曜日芝1200ｍの最初の特別戦）成績で
サクラバクシンオー産駒が好走したか、サンデー系が好走したか、
と言う視点だけで北九州記念の予想をするのも面白いのかもしれませんね。

では今年は？というと、
先週行われた秋吉台特別が該当します。
その成績は1着フレンチデピュティ産駒、2着ロージズインメイ産駒、3着フジキセキ産駒でした。
サクラバクシンオー産駒が馬券に絡まなかったこと、サンデー系が好走したことを考えると07年・08年の傾向を重視した方がいいのかも。

タグ: 北九州記念